
自毛植毛のニードル式とは?特徴やメリット・デメリットを解説
- 自毛植毛におけるニードル式とは自毛植毛は、薄毛に悩む方にとって、最後の手段として期待されている外科手術です。自分の体の他の部分、具体的には後頭部や側頭部から毛根を採取し、薄毛が気になる部分に移植することで、まるで元からそこにあったかのような自然な髪の毛を取り戻すことができます。自毛植毛にはいくつかの方法がありますが、その中でもニードル式は、韓国のキム教授によって開発された歴史ある植毛方法です。ニードル式では、移植に使う毛包をまとめて「グラフト」と呼ばれる状態にします。このグラフトを、先端に特殊な針が付いた器具にセットし、頭皮に直接挿入していくことで移植を行います。ニードル式は、一度に多くのグラフトを移植できるというメリットがあります。そのため、髪の毛の量がもともと少ない方でも効率的に植毛を行うことが可能です。この利点から、ニードル式は日本や韓国で広く普及しました。しかし、一方で、頭皮への負担が比較的大きいという側面も持ち合わせています。そのため、医師の丁寧なカウンセリングと施術が重要となります。