
O脚を改善して美脚を目指そう
脚の形で悩んでいる方は少なくありません。その中でも、O脚は見た目の印象を大きく左右する要素の一つです。O脚とは、直立した際に、かかととつま先は接しているのに、膝から下が外側に湾曲し、ふくらはぎの間に隙間ができる状態を指します。似たような状態にX脚がありますが、これは膝は接するものの、かかととつま先が離れている状態で、O脚とは区別されます。
O脚には大きく分けて二つの種類があります。一つ目は、膝下O脚と呼ばれるタイプです。このタイプは、太ももと膝はぴったりとくっついているにもかかわらず、膝から下が外側に弓なりに曲がっているのが特徴です。そのため、ふくらはぎの部分に隙間が生じます。原因としては、ふくらはぎの外側の筋肉が発達しすぎている、もしくは内側の筋肉が弱っていることが考えられます。
二つ目は、脚全体がO字型になっているタイプです。このタイプは、膝だけでなく太ももにも隙間があり、脚全体がアルファベットのO字のように湾曲しています。膝下O脚よりも症状は重く、脚全体のラインに影響を及ぼし、見た目の印象を大きく変えてしまう可能性があります。このタイプの原因は、太ももの外側の筋肉と内側の筋肉のバランスが崩れ、外側の筋肉に骨が引っ張られることで脚が歪んでしまうことにあります。
どちらのタイプのO脚も、脚の内側と外側の筋肉のアンバランスが根本原因です。普段の姿勢や歩き方、運動不足などが影響し、特定の筋肉が発達しすぎたり、逆に衰えたりすることで骨格に歪みが生じ、O脚の状態を引き起こします。美しい脚のラインを手に入れるためには、日頃から正しい姿勢を意識し、適度な運動を取り入れることが大切です。また、症状が重い場合は、専門家の指導を受けることも検討しましょう。