足のトラブル

- 巻き爪とは？巻き爪は、爪の両端が内側に湾曲し、周りの皮膚に食い込んでしまう状態を指します。この湾曲は、爪が本来の正しい成長過程から外れてしまうことで起こり、多くの場合、足の親指に発生します。巻き爪になると、痛みや腫れ、赤みなどの症状が現れます。ひどい場合には、歩くのも困難になることがあります。さらに症状が進むと、細菌感染によって炎症や化膿を引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあります。巻き爪の原因は、遺伝的な要素に加え、深爪や不適切な靴の着用、足の怪我、加齢による爪の変化など、様々な要因が考えられます。特に、先端の細い靴やヒールの高い靴は、足の指を圧迫し、爪の変形を招きやすいと言われています。巻き爪の予防には、正しい爪の切り方や適切な靴選びが大切です。また、足の指を動かす運動やマッサージなども効果的です。もし、巻き爪の症状が出ている場合には、自己判断で治療せずに、早めに医療機関を受診しましょう。皮膚科や整形外科では、症状や重症度に応じた治療を行っています。